小児科 すこやかアレルギークリニック

病院からのお知らせ

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5月24日の勉強会
2008/05/13
5月24日の14時から院外講師の先生をお招きして、第9回院内勉強会を行います。

先生の名前は川田先生とおっしゃるのですが、小児アレルギーで全国的に有名な施設を2カ所も研修に行かれています。小児ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギー、アレルギー性鼻炎のどれをとっても、私以上に知識を持っていらっしゃり、情熱も人一倍です。アレルギーという病気は、社会ではまだまだ誤解も多く、医師によっても言うことが異なり、正しい情報を得るのはなかなか難しい思います。親御さんに正しい知識を持って頂くために、幼稚園や保育園に「講演料はいりませんので、勉強会をさせて下さい」と乗り込んで行かれるような“あっちっち”な先生です。

私自身もいろいろと学ばせて頂きたく、ぜんそくもアトピーも、アレルギー性鼻炎もすべてのお話を伺いたいのですが、この3月まで日本の食物アレルギーの第一人者の先生のもとで修行されてこられたので、今回は「食物アレルギー」の話をお願いしております。

これは全国的な傾向ではあるのですが、アレルギー検査のみで食物アレルギーの診断がなされ、患者さんが過剰な食事制限を指示されることが多く、アレルギーの検査の値が0になるまで食べることを許されないような状況も見受けられます。また親御さんが怖くて食べさせることができない心境をあまり配慮せずに、自宅で食べさせるよう指示されることも多々あります。結局、アレルギー検査は参考にすべきもので、“絶対的”なものではありません。いつも言っているように「食物負荷試験」が“ファイナルアンサー”なのに、県内では全くと言っていいほど普及していない状況です。乳幼児では5%以上の頻度があるにもかかわらず、最も混乱している分野と言っても過言ではないと思います。

私も食物負荷試験の重要性を説くために、この勉強会でも食物アレルギーの話を繰り返しているつもりです。今回は、川田先生から私とは違った切り口で数々のデータの中から、ためになるお話をお聞きできるものと思います。私も非常の楽しみにしております。

川田先生は来月、小児アレルギーを中心に据えた地域医療を行いたいと開業される予定です。そんなお忙しい中を、当院に来られてお話しして下さるのです。一人でも多くの親御さんや子供を扱う職種の方にお集まり頂き、先生の話をお聞きしたいと思っております。

私も今後は「院内勉強会」だけでなく、積極的に外に出ていき、園や学校関係者、調理師さんへ食物アレルギーの情報を提供していきたいと思っております。得られそうで、得られないのが食物アレルギーの情報だと思うのです。この機会にぜひご参加頂き、確かな知識をお持ち帰りください。皆様のご参加をお待ちしております。

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