小児科 すこやかアレルギークリニック

病院からのお知らせ

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12月の勉強会のお知らせ(アトピー性皮膚炎について)
2007/11/29
院内勉強会は今回で4回目になります。食物アレルギー、ぜんそくと来たら次はアトピー性皮膚炎でしょう、ということでアトピーのお話をしたいと思います。

アトピー性皮膚炎は、診断や治療、食物アレルギーの合併の有無など、場合によってはドクターの間でも見解が異なることがあります。「アトピーっぽい」とか「乳児湿疹でしょう」と言われることもあるでしょう。もっとも使われているアトピーの診断基準についてご紹介したいと思います。治療法も皮膚科の日本の第一人者の先生でも薬の選択や塗り方、塗る期間、併用薬なども異なります。また食物アレルギーの合併については、先日もお話ししましたが、皮膚科と小児科で異なることが多いです。あくまで一般論ですが、皮膚科は「あまり関係ない」、小児科は「とても関係がある」というスタンスです。また血液検査の見方についても、医師によって異なる場合もあります。血液検査が“陰性”でも悪化要因のこともあるし、“陽性”でも何ともないこともあるのも事実です。アトピー性皮膚炎に関することはざっと挙げてもこんな感じで、いろいろなやり方、考え方がありますので、どれがベストだと言えるものではないと思いますが、私が福岡で学んできたことや、帰ってきて経験してきたことも踏まえて、勉強会のときは、なるべく学会での新しい情報を元にお話ししたいと思っています。

当日は「ステロイド」にまつわる話もしなければなりません。社会現象にもなった一連の騒動の詳細についてや、結局ステロイドはいいの?、悪いの?問いに対する現在の見解、保湿剤の使い方、小児科医が使いたがる非ステロイドのアンダームを使わない方がいい理由にも触れたいと思います。まだあまり普及していないようですが、ステロイド以外の皮膚の炎症を抑える治療「プロトピック軟膏」のメリット・デメリットについて、私の使用経験に基づいてご説明したいと思っています。これから勉強会の準備を始めますが、ボリュームが大きければ2回に分けてお話しすることになるかもしれません(汗)。

日時は12月15日の15時半からを予定しています。

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