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2018/05/15
最近、よく耳にする言葉に「越後線」というのがあると思います。

そう、昨日事件発生から1週間で急転展開した新潟市の事件の発生したところです。

高校の3年間と浪人時代に活用した鉄道でした。昨日夜に犯人が捕まって、ホッとしております。7歳の女の子がどんなにかわいいのかを知っているつもりなので、ずっと気がかりでした。診療中も7歳の子を診る時は、「同い年か...」と思うことも多かったです。

事件としては解決しても、お子さんは帰ってこず、親御さんの無念さを思うと、気の毒でなりません。

今日は、秋に開催される日本小児アレルギー学会のエントリー締め切り日です。今日の昼までに申し込まないと、ダメなのです。

私がもっともこだわっている学会で、平成13年に福岡の専門病院で研修させていただき、新潟に戻ってきて以来、毎年発表を続けています。今年で17年目となります。

最初の5回は勤務医として、それ以降は開業医の立場で発表を続けています。別に発表し続けることがエラい訳でもなく、ポイントが付く訳でもないのですが、小児アレルギーの世界で行きていくことを決意しましたので、1年に1回は全国レベルの学会で、自分のやっていることを他のドクターに聞いてもらおうと考えました。

開業医として12年連続で学会発表している医師は、おそらくいないんじゃないでしょうか?。大して自慢できることでもないですね(汗)。ただ、常に全国レベルを意識し続けてきたということでしょうね。

エントリーの締め切りが迫っているのになかなか準備が進まず、15日の正午が近づいてきていました。

ここ最近の学会発表とほぼ同じでは何なので、少し変えようと思いました。昨日の夜、カルテを引っ張りだし(といっても電子カルテなので、パソコンの前で作業)、データの整理を行いました。

今日の早朝4時過ぎにエントリーを済ませました(大汗)。まだ発表できるか分かりませんが、申し込まない限りは、発表は許されませんからね。

発表の内容を簡単に触れておくと、アトピー性皮膚炎とおぼしき生後1から5か月の患者さんを対象にアトピー性皮膚炎かどうかを吟味し、治療しつつ、生後6か月から少量の卵を食べさせ、どれくらい安全に食べられたかというものです。

昨年6月に公表された「鶏卵アレルギー発症予防の提言」をまさに検証してみたという内容です。ちなみに卵の数値はクラス0の人が多かったですが、最高でクラス4の人もいました。さて、卵を食べられたでしょうか?。

さすがに続きは、発表当日で(笑)。

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