小児科 すこやかアレルギークリニック

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お教えしますが
2018/05/21
昨日は、子供達の運動会でした。

土曜の予定が、雨のため順延。天気が持ち直し、何とか外で開催されてよかったと思います。

自分が子どもの頃はそんなことはまるっきり考えていませんでしたが、それにしても学校の先生は大変だなと感じました。いろんなことを子ども達に教えたり、体験させてあげるのは、難しいだろうなと思います。

小児科開業医は、医院にいて病気になった子どもの受診を待ち、受診した子ども達の診察を行いますが、私がアレルギーを専門にやっているので、特にそう見えてしまうのですが、効率や利益をもっとも重視し、面倒なことを隠蔽してしまえば、事足りてしまいます。

決して正しく診断し、適切に治療する必要はなく、誤診したって診療報酬は支払われます。どんどん楽な方に流され、そういうシステムにあぐらをかいても、誰からも批判すらされません。

教師は、不適格者と判断されれば辞めさせられますが、医師はそんなことはありません。私の感じる“不適格者”は周囲にも多いですが、せっせせっせと誤診や、利益最優先のことをして儲けまくっています。こんな理不尽な話ってあるのかと思っています。

こんなことを書いていますので、私のことを「よっぽど開業医が嫌いなんだろうな」とお思いかもしれません。

いや、真面目な医師は大好きですし、尊敬もします。軽蔑すべき医者は多いし、開業医は比率的にもっと多いと思いますよ。

私は、「開業医だから〇〇できない」と言い訳するのが嫌いです。アレルギーは、特に高価な医療機器も必要なく、複数の医者が必要でもなく、一人の医師だけほとんどのことが対応できると思っています。

「負荷試験は病院でしかできない」なんてデタラメを言う医者もいますが、逆に当院がこだわって多く行うことで、「そんなことはない」と否定したいと思っています。

未だに専門病院が卵や乳そのものを食材に使い、負荷試験でアナフィラキシーを起こして「完全除去」とか言っているケースも少なくないようですが、加工品を使うことでアナフィラキシーを起こすことなく、食べられるものを増やすことができます。

先日も、N市から受診されている卵白クラス6の患者さんにカステラを負荷し、成功しています。特に卵や小麦は数字にダマされてはいけないと感じています。

多くの患者さんが当院を受診してくださればいいのですが、近間の開業医を受診することがほとんどだろうし、専門医に紹介することもなく、アレルギー採血の数字だけで「除去しなさい」と言うのみ。最低、最悪です。

私の方で、小児科医の幹部に「食物アレルギーの診療に負荷試験は欠かせないし、当院の加工品を用いたやり方をお教えしますので、やっていきませんか?」と提案したことがあります。

回答は、「今はその時期ではない」というものでした。“その時期”って何なのでしょう?。いつ“その時期”になるのでしょう?。

医者は「日常診療で忙しい」と言い訳したがりますが、私は多くの患者さんの診療をしつつ、負荷試験も全国有数の件数をやっています。それでも忙しいとは思っていません。やるべきことをやりたいし、それが仕事だと思っているからです。

私の負荷試験のノウハウを多くの小児科医にお教えし、新潟県の医療レベルを上げたいと思っての申し出でしたが、いとも簡単に、心ない回答で断られてしまったのです。

こんな理不尽なことを言う医者って、やっぱり信用できません。

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