小児科 すこやかアレルギークリニック

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何人に響くか
2018/06/09
今日は、診療が終わったあと、新潟市へ向かわなければなりません。少し飛ばし気味でないと、間に合わないかも(汗)。

ちょうど1週間前に言っていました「その湿疹、本当に乳児湿疹ですか?」というちょっとショッキングなタイトルで学会発表を行うつもりです。

既に全国学会では2回発表していますし、今月1回、来月2回、秋に1回発表予定です。新潟県内では、当院のデータは初披露ということになります。

全部で7回ということになりますが、もう1、2回発表する場を増やすかもしれません。どんだけ発表するんだって感じですね(汗)。

食物アレルギーの発症については、自分の中では少し理解してきたつもりです。生後3か月から一気に進み、5か月以降は6割強で、生後半年以降では7割が卵の経皮感作を受けます。

多くが他の皮膚科、小児科にかかって、湿疹が改善しないと受診されます。いつも言っているように、“乳児湿疹”と診断され、過少診断・過小治療が繰り返されています。

多くのケースで食物アレルギーの話は一切出ていません。つまりアレルギーに関心のない医師は、経皮感作で食物アレルギーが起こることを理解していないからです。

実はこんなにも高い確率で卵アレルギーが起きていることを知ってもらえれば、湿疹をみた場合、多くの皮膚科医、小児科医に食物アレルギーを心配してもらえるんじゃないかと思っています。

既に卵白の数値が上がっていても、生後6か月から卵を少量から食べさせていけば、卵アレルギーは予防できますが、できれば、卵アレルギー自体を予防するように動いて欲しいのです。

そのためには、生後1、2か月の湿疹を診た時点で、アトピー性皮膚炎を疑い、「ヤバい、このままでは食物アレルギーを発症してしまう」という危機感を持ってもらえればと思うのです。

さて、今日は何人の医師の心に響いてくれるでしょうか?。

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