多忙な開業医
2018/07/28
| 今日は、休診となります。 かかりつけの患者さんや新規受診を考えている方には申し訳なく思っています。ただ、私にはやらなければいけないことが他の開業医よりは多いのかもしれません。 食物アレルギーの予防に関して、以前からどうしたらいいか、悩みながら進めてきました。そこで分かったことを、他の先生方の参考になればと、この週末の学会などで発表しています。 もう一つ発表すべき学会を見つけましたので、今年は10回発表をする予定です。こんな開業医は、なかなかいないでしょうね。統計を取ると、学会発表「0回」という開業医が90数％でしょう。周囲をみていると、それは間違いないでしょう。ちょっと私は異質なようです。 もちろん、水曜午後の休診を活かして、重症でエピペンを処方しているような患者さんの通う園や学校に出向いて、病状説明のほかに、緊急時の対処法について説明する活動も引き続き行っています。 また、毎年行っている当院独自の新潟県民への啓発イベントである「すこやか健康フェア」ですが、近々アナウンスを行おうと思っています。日程、会場、もちろん講師の先生も決まっています。 また、最近強調しているように、食物アレルギーを攻略するためには、アトピー性皮膚炎をいかに早く見つけ、とことん治療するかということがカギだと思っています。多くの小児科医、皮膚科医がステロイド軟膏の副作用を嫌い、保身に走り、治療に必要な量の軟膏を塗布できていません。 私もそれに気づき、十分量を使うように心掛けています。ただ、学会に参加しても、講師の先生はどれくらいの強さのステロイド軟膏をどれくらいの期間塗るかという肝腎なところを教えてはくれません。ケースバイケースということなのでしょう。 日本のアトピー性皮膚炎治療の権威的な先生のところに見学に行かせてもらおうと、日程調整しているところです。それくらい、私はホンキです。 日々の診療でも多くの患者さんに対応していますし、もしかしたら、普通の平均的な開業医の何倍かは仕事をしているのかもしれません。 それがどうしたって話ですね。すみません。ただ、真っ当な開業医のモデルになりたいという思いは正直ありますね。日々、精進するのみです。 |
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