小児科 すこやかアレルギークリニック

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2018/10/12
いよいよ明日に「すこやか健康フェア」が迫りました。

当院が独自に行っている、食物アレルギーの正しい知識を新潟県内に広めるためのイベントです。

講師は日本の第一人者であり、無料で新潟県に居ながらにして、最新情報を聞けるというコンセプトです。こんなこと、誰もやっていないだろうなと思いますよ。毎年軽自動車1台分くらいの費用がかかっていますから。

多くの開業医が、ケチ臭い医療を行っています。例えば、食物アレルギーの患者さんで、負荷試験が必要なのに、「完全除去だ」と指導しただけで、まるまる報酬が手に入ります。

アレルギー採血も、3項目しかやらない医者っていますが、あれもそれ以上調べると、医院の損になるからです。食物アレルギーではないですが、1歳以上の子にRSウィルスを疑っても、検査しようとはしません。やはり検査費用が医院の持ち出しになってしまうから。

よく「医は仁術」という言葉を茶化して「医は算術」といいますが、ビックリするくらい、的を得ています(汗)。

そんな医者が、数十から100万を使って、啓発イベントを行うはずはないのです。当院からすれば、まるまる赤字です。すべての費用を払っていますから。

でも、タイトルにも示した通り、お金で買えないものを得られているように思います。例えば、先日アトピー性皮膚炎の患者さんで困ったことがあったのですが、第一人者に相談したいと思いました。

相談先は、成育の大矢先生と神奈川こどもの馬場先生です。本当に日本の第一人者の先生達です。一昨年と昨年の「すこやか健康フェア」の講師の先生です。

というように、フェアを通して、いろいろ教えてもらえるようになったのです。もちろん、学会会場でいきなり質問しても、答えてはくれるでしょうが、「すこやか健康フェア」の講師を務めてくださると、距離が縮まる感じがします。

私のちょっと自慢できるかなと思うのは、勤務医時代ではなく、開業してからますますエネルギッシュになり、日本の第一人者の先生と知り合えたことでしょうか。通常は、開業すると、学会発表も行わなくなり、どんどん内へ内へとなっていくように思います。

馬場先生には、爪の異常の画像をメールで送り、正解を教えていただいたことおありました。地元の医師から悪性の可能性を示され、不安になって私に相談されたからです。

あまりこういう言い方はしたくないですが、目先では損をしているけれど、結果的にはさほど損になはっていないという感じでしょうか?。

その「すこやか健康フェア」、明日新潟市内で開催です。特に新潟市の方、お立ち寄りいただければと思っています。そして、来年も講師と会場は既に決まっています。

いつまで続けるんだろうと思いつつも、再来年の講師の構想も練っているところです(笑)。

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