小児科 すこやかアレルギークリニック

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サボる
2018/11/09
当院は、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーに力を入れています。

アレルギーは、言わずもがな、慢性疾患です。医学が進歩しているわりに、なかなか治らない。診ている人は全員治すつもりで、治療に取り組んでいますが、限界を感じているのも正直なところです。

ぜんそくは、5年間無治療で無発作ならば、治ったという目安がありますが、アトピー性皮膚炎に至っては、目安すらないようで、治療により日常生活に影響がほとんどない状態を目指すのが目標のようです。

あまりこういう言い方はよくないのかもしれませんが、こちらがやる気満々で治療に取り組んでも、通院が継続しない患者さんも少なくないのがアレルギーの特徴かもしれません。要は、治療をサボってしまうのです。

アレルギーは悪化のないように、日々治療して症状を安定させることが重要とされますが、お子さんが大きくなると、学校や部活で忙しくて、医院に来ていられなくなるのでしょう。

非常に悪い状態で受診されると、やるせない気分になります。継続的に治療すれば、それなりの状態を維持できるのは確かだろうと思います。

お気づきかもしれませんが、ぜんそくとアトピー性皮膚炎の話をしていて、食物アレルギーの話が出てきません。

食物アレルギーは、特に牛乳アレルギーは重症だとなかなか治りませんが、重症でなければ、それなりに摂れるようになるし、卵や小麦アレルギーなどは食べる努力をしていると、どんどん食べられるようにすることは可能だと思います。

そういう意味では、「ぜんそくとアトピー」と「食物アレルギー」はグループが異なるようです。いや、でも食物アレルギーも慢性疾患ですよね?。

ぜんそくとアトピー性皮膚炎は、治療をサボるとよくないと書きました。食物アレルギーにとって、「サボる」こととは何でしょうか?。

私は「食べないこと」だと考えています。

食べていると、食べられるようになることも多いですよね。にもかかわらず、多くの医師が除去、除去と言っています。そして親御さんも「怖くて食べさせられない」とつい食べさせないことも少なくないようです。これでは、いい方向には持っていけません。

真面目な親御さんにとって、サボるなんて言われると、「心外な!」と思われるかもしれませんが、敢えて言いますが、結果的にサボっているのと同じようなことなのかもしれません。

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