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SPA騒動
2019/01/09
雑誌の記事が女性蔑視だと問題になっています。ご存知の方も多いと思います。

確かに「根拠は何?」って感じの記事のようです。いま取り組んでいる論文は、研究内容から導き出せる事実を書かねばならず、その根拠を示さなければなりません。

ただ、日本人は活字に弱いところがあるようで、活字になっていることは盲目的に信じてしまう人もいるようです。

でも雑誌からすると、盛った話であっても、売れるのが正義ってところもあると思います。となると、誇張した方が勝ちみたいなところも出てきます。となると、真実を見極める目を持つことが重要になってくると思います。

今回の雑誌の記事は、ある女性が看過できないと立ち上がり、世論に訴え、賛同者が多数出たため、出版社側が謝罪に追い込まれているようです。

前置きはそれくらいにして、患者さんって医師のやることなすこと信じたいと思っているようです。病弱の時は、特に何かにすがりたいと思うので、仕方ない部分もあろうかと思います。

ただ、長年ドクターをやっていると、皆がドラマに出てくるような高い倫理観を持った医師という訳ではないことが分かってきます。特にアレルギーは、医師の多くがハッキリ言って苦手です。私から言わせれば、9割以上はかなりいい加減なことが行われています。

患者さんは何も知らないので、そんな無責任な“医療”に対し、「ありがとうございました」と言って、医療費を支払っている訳です。もちろん、いい加減なことをした医者に対して、満額の報酬が支払われています。

例えば、食物アレルギー。食物アレルギーと言えば、「除去」と考える方は多いでしょうが、食物アレルギーは治すためには、食べるという操作が不可欠だと思っています。にもかかわらず、多くの医師が大した根拠もなく「除去、除去」と言っています。

少量であっても、食べていく姿勢が大切なのであって、除去という治らない方法を押し付けられ、改善させようともしない姿勢は問題があると思っています。しかも多くの医師が負荷試験もせずに、根拠も示していないのです。

患者さんのことを考えているのであれば、負荷試験をやって根拠を示したり、専門医に紹介して適切に対応してもらうはずですが、多くの医師が根拠のない中途半端なことをやって、患者さんから報酬を求めています。

今回の雑誌の記事を見逃さず、立ち上がったことがいいことだと考えています。でも、もっともっと立ち上がるべきことがあると思うのです。

今度は、医師のいい加減さを問題にしていただきたいものだと思っています。

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