小児科 すこやかアレルギークリニック

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通知表
2019/01/16
朝方まで頑張って、スライド作りを完成させました(汗)。

多くの患者さんを診療した上ですから、疲労が残っている中で、講演の準備をしています。開院当初よりも体力は落ちていますから、結構大変です(涙)。

今回、お招きされた某行政から通院してくださっている患者さんの話も組み込みました。これは行政の担当者にも知っておいていただきたいことです。

知り合いからの勧めで当院を初診されたのは、もう1年近く前になります。生まれて間もなく、湿疹がひどく心配で受診されたのです。

確か生後1、2ヶ月で受診されたのだと記憶していますが、一見してアトピー性皮膚炎で、しかも重症だろうと見て取れました。

アトピー性皮膚炎の湿疹を数値化したTARCを測ってみると、15000ほどありました。極めて高い値です。逆にここまで高いと、アトピー性皮膚炎じゃないんじゃないかと迷う必要はないかと思います。

当院まで通ってもらうには結構遠いのですが、この状況では、アトピー性皮膚炎がかなり重症で、油断していると食物アレルギーもかなりの確率で発症してくるはずです。分かった医師が責任を持って対応すべきだと思ったし、他に任せられる医師はいないので、頑張って通っていただいています。

治療が早期だと、1歳くらいのアレルギー採血は、いわゆる“通知表”みたいなものです。

要するに、早期であれば、卵やダニは陰性ですから、もし陽性化していれば、途中の管理が甘かったと言えなくもありません。

先日、再検させていただきましたが、TARCは900台で、卵白も含め、食物の感作はありません。さらにダニも1歳くらいから上がってきますが、ダニも0でした。

過去の経験から、TARCがとても高い患者さんは食物アレルギーを発症していたことが多かったように思いますから、上出来だと思っています。通知表のなぞらえると、オール5かな?(笑)。

遠路、頑張って通っていただいた訳ですから、今のところですが、努力が報われていることが分かりました。発症予防が成功したとは、まだ言えませんが、順調とは言えます。

引き続き、このまま上手くいけばいいなと思っています。

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