小児科 すこやかアレルギークリニック

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0歳ならば
2019/01/30
アレルギーは、慢性疾患です。

ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーはどれも治りづらい病気ですが、それに対応するには早期発見・早期治療だと考えています。

食物アレルギーの場合は、まだまだ「除去」が基本的対応になっているようですが、そうではなく、いかに早期から食べさせるか?がポイントだろうと思っています。

当院のここ1年くらいの負荷試験の中から、0歳児におこなったものをピックアップしてみています。私の中では、ホイホイ食べられているイメージがありました。

年齢が長じしれば、気持ち的に食べられなくなってしまい、負荷試験をやっても白黒つけられなくなることは時々あることです。0歳から食べさせれば、そういった精神的影響は無視できそうだと思っています。

3大アレルゲンは、卵、乳、小麦ですが、卵が圧倒しています。0歳だと卵白の値が、クラス2、3くらいが多く、クラス0でも嘔吐という消化器症状が出やすいし、中にはクラス4、5という高い人もいます。

また卵の場合、オボムコイドという加熱卵白を評価する項目もあります。これも参考になるはずです。

最近も書きましたが、数値が高いから除去のまま待つということは、当院ではしていません。とにかく0歳からたべさせ、早く治ってもらいたいという一心で負荷試験を行っていますが、意外と症状の出る赤ちゃんは多いようです。

昨日の夜、書き出して眺めているだけですので、集計まではできていませんが、ほんの微量でも症状が出る子も少なくなく、食物アレルギーは簡単ではないと思い知らされます。

そもそも既に自宅で卵を与えて、症状が出て当院を受診される患者さんも少なくないことが分かりました。食物アレルギー、恐るべしです。 

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