小児科 すこやかアレルギークリニック

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これに関しては
2019/02/07
学会発表のために、昨日も夜な夜な医院で仕事をしていました。

早く解放されたい...(汗)。でも、準備が終わっていないのだから、仕方ないですよね。

ここ最近、書いているように、早期発見・早期治療でアレルギーを克服できるかどうかの研究をしています。「研究」というと格好いいですが、目の前の患者さんをよくするためにやっていることの集計だけなんですけどね(笑)。

いままとめているのは、アトピー性皮膚炎を早期に見つけて治療に取り組んだら、その後はどうなるかということ。

当然、アトピー性皮膚炎の湿疹から経皮感作を受けるので、経皮感作が減るはずなんですよね?。その辺のことも、取り組んでいる医師が多くないため、意外とデータはないんです。

これからポイントを絞ってまとめることになるのですが、流れとしてはアトピー性皮膚炎を早期発見・早期治療した場合、食物アレルギーやぜんそくはどうなるのか?という感じです。

これは、アレルギー疾患が「アレルギーマーチ」という規則性に沿って発症してくることが多いため、その個人のアレルギーの“運命”を変えることができるか?と言い換えることができるかもしれません。

患者さんにしてみれば、それが可能であれば夢のような話ですが、タイミングが重要だろうと考えています。つまり、発症して、こじれてから受診しても対応が難しいということです。

アレルギーは、ほんの数ヶ月から始まるので、食物アレルギーやぜんそくは見逃してはならないし、その起点となるアトピー性皮膚炎を早期に見つけることは「マスト」だと思っています。

赤ちゃんに湿疹が出ると、皮膚科を受診しようと考える親御さんも多いでしょう。実際、小児科医もちょっと治療して歯が立たないと「皮膚科に行きなさい」なんて言ったりしています。

この分野に関しては、アレルギーをやっている小児科じゃないとダメでしょうね。なぜなら、皮膚科医では食物アレルギー、ぜんそくの診療ができないから。世の中にはかなり優秀な皮膚科の先生もいらっしゃるでしょうが、新潟はいないでしょう。アレルギーに関心のない多くの小児科医もダメでしょう。

ただ、アレルギー専門医の資格を持っていても、アトピー性皮膚炎と乳児湿疹の区別をつけられないような医師もして、要注意です。

この分野がもっと解明され、早期発見・早期治療に熱心な小児科医が増えなければ、アレルギーは減らないのだろうと思います。

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