小児科 すこやかアレルギークリニック

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弱くできる?
2019/03/04
この日曜日も家に閉じこもっていました(汗)。

私の思いは、「食物アレルギーを減らしたい、なくしたい」ということです。そのほとんどが湿疹から食べ物が入って、食物アレルギーを引き起こすとされます。

経皮感作が生後3ヶ月頃から始まっていることは、当院のデータから言えることだろうと思っています。その後はどうなのかは、まだ分かっていないことが多いようです。でも、ある程度、期間なんでしょうかね?。

先日も少し書きましたが、当院のデータでは、卵白がクラス4の患者さんは生後4ヶ月でも1人いましたが、あとは7ヶ月、8ヶ月、9ヶ月でした。クラス5に至っては、生後7、8、9ヶ月の患者さんにのみ見られていました。

発症してから、半年くらい経って、多分クラス1、2だったものが3、4、そして4、5と上がっていくように考えています。

それなりの「期間」も必要なようです。もちろん、アトピー性皮膚炎自体も重い方が、数字が上がりそうと感じています。

当院を受診した時点でクラス0だった患者さんが、のちの採血で数値が上がってくることがあります。その患者さんはクラス2か3だけでした。アトピーの治療を始めているから、それ以上は上がらないのでしょうか?。

ただ、他の皮膚科や小児科に“乳児湿疹”で通院していた患者さんは、“治療”していたにもかかわらず、クラス4とか5に上がっている人もいます。

当院では“湿疹”がアトピー性皮膚炎かどうか診断し、ガッツリと治療するようにしています。そういう姿勢が経皮感作を弱くすることができるのかもしれません。

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