小児科 すこやかアレルギークリニック

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新年度
2019/04/03
新時代の名称も決まり、新年度も始まりました。

新年度の第1水曜日は、競争率が高いです。何の話かと言うと、当院は水曜午後の休診の時間を利用して、講演活動を行なっています。

4月の第1週となると、まだ春休みのことが多く、新しい先生が着任したばかりであり、エピペンの講習にはもってこいのようです。

例年、この時期にその年の講演用のスライドを作ります。この1年講演活動をやってきて、もちろん変わらないと言うか、変えてはいけないスライドもありますが、新しく組み入れたい内容もあります。

ここ数日は、今年度のスライド作りにかかりっきりでした。今朝の5時頃、一応の完成を見たというところです。

簡単に触れておくと、少し前に書きましたが、学校生活管理指導表の“不備”について。診断名は、学校用だと即時型、食物依存性運動誘発アナフィラキシー、口腔アレルギー症候群しかなく、最近増えている「消化管アレルギー」を解説します。

これは、食べて2時間以内に、蕁麻疹などの皮膚症状や咳などの呼吸器症状が起こる即時型とは異なり、食後2、3時間経って、嘔吐を繰り返す病気です。アレルギー採血をしても、陰性のことが多く、即時型反応とは一線を画すものです。

当院の初診時のものを拾ってみると、ソバ:4歳、ウズラの卵:4歳、アカウオ:4、5歳、サメ:8歳、アサリ:10歳と、園児、小学生でもみられています。あと、イカとか子持ちシシャモなんかもいます。

また、園児用の管理指導表には、「食物アレルギーの関与する乳児アトピー性皮膚炎」という診断名がありますが、果たして必要でしょうか?。学会のごく一部の先生があると主張しているだけで、個人的には不要だと思っています。

そもそも、100歩譲って仮にあったとしても、食べてアトピーの湿疹が多少悪化しても、園・学校の先生はその変化になかなか気づかないし、救急対応するほどの状態でもないので、何でまだ含まれているのか不明でさえあります。もしかしたら、大量に食べさせれば即時症状をきたすのかもしれず、そう記入した方がいいと考えています。

他の変更点は、明日以降に触れたいと思っています。

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