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訳が分からない
2019/04/12
当院は、新潟県にありますが、新潟といえば、モタモタして訳の分からない対応をしているのは、AKBグループのNGT48だと思います。

昨日、一旦解散して再出発なんてネットニュースに書いてありました。勇気を持って内部告発したメンバーを守ることもなく、仲間を売った他のメンバーにペナルティを与えることなく、周りに分かりづらい対応をしており、NGT48には闇があるなんて言われているようです。

食物アレルギーの幹部もやりたいことが、訳が分からないと思っています。

食物アレルギー研究会のホームページを見ると、負荷試験実施施設を検索できます。その発想はいいのですが、当院よりもはるかに実施件数の少ない病院が多く掲載されています。

学会が言うには、負荷試験はアナフィラキシーを起こす可能性があり、入院できる病院で実施すべきと言っています。確かに当院は医師が一人で、入院設備を持ちません。じゃあ、当院が危険な負荷試験をやっているかといえば、そうでしょうか?。

当院は、1年以上アドレナリン注射のケースがありません。入院設備がないからこそ、細心の注意で負荷試験を行なっており、そうするノウハウも蓄積されています。超有名な専門病院の方がアナフィラキシーを多く起こしているはずです。

また、負荷試験はやはり経験は重要です。負荷試験し慣れていない病院は、繊細な負荷ができないので、アナフィラキシーを起こしやすいのです。

要するに、食物アレルギー研究会に載っている施設が“安全に負荷試験ができる”と言うのはでっち上げだと思っています。

当院が続々データを出していますが、食物アレルギーの対応は0から1歳のうちに少しずつ食べさせていけば、大抵治る方向にもっていけます。「除去」なんてしちゃいけないのです。

こじれ切ってから、重症化してから専門病院に行きますから、学会のやるべきは、開業医に少しずつ食べさせる術を教えることでしょう。にも関わらず、負荷試験は専門病院へ紹介してくださいなどと言っています。

そうして、専門病院は負荷試験を受けるのに数ヶ月待ちだったりします。当院は、今月に入って、ある患者さんに卵と乳の負荷試験をすでに2回行なっています。待っていいことはないので、そう予定を組んでいます。

負荷試験を自分たちだけのものにしたい思惑が見え隠れしています。多くの開業医に“負荷試験アレルギー”があるので、それを改善させる方法を学会は考えるべきだと思います。実際、当院はそれなりのことができています。

私の考える、学会の対応が“訳が分からない”と言うのをご理解いただけると幸いです。

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