小児科 すこやかアレルギークリニック

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運動の影響
2019/05/10
先日、牛乳の負荷試験をやりました。

普段から100mlくらいは飲んでいます。こういう患者さんには、200ml一度に飲んでいただき、その後、“あること”をやっていただいています。

“あること”とは、「運動」のことです。食物アレルギーは、風邪を引いたり、運動することで症状が出やすくなってしまうこともあります。

一般的には、卵、乳、小麦のアレルギーが多いですが、これらの中で運動の影響を受けやすいのは、乳と小麦だと言われています。

ですから、乳アレルギーの場合、牛乳を200ml飲んだからといって、運動もせず大人しくしていて、何も起きないことを理由に解除とはしづらいのです。

気候も良くなってきたので、当院では敷地の隣に芝生の広場があるので、牛乳摂取後にそこでしばらく騒いでもらうようにしました。大きい子であれば、院内でルームランナーなどで運動負荷を掛けた方がいいのかもしれませんが、この日の患者さんは4歳。日常的な「騒ぐ」くらいで十分だと思っています。

ちなみに、この患者さんは何も起きませんでした。ただこれをもって乳の制限を解除できる訳ではなく、同じようなことを何度も繰り返して何も起きないことを確認する必要があります。

まだまだ負荷試験を受けられる患者さんが少ないのが日本の現状ですが、牛乳なら200ml飲めたからといって、即解除としてはいけないかなと思っています。

運動を加味して考える必要があるケースもあることを覚えておいてください。

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