小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

真相
2019/05/13
当院は、アレルギーにこだわっています。

何を今更と言われるかもしれません。ただ、「あの医院はアレルギーだけ」と言われたくないし、アレルギー以外でも「どうしたら治るのか?」と主治医として考えるようにしています。

手に負えないようなものは、自分が診るよりは専門家に紹介した方がいいと考えて、そう実践しています。これって、医師として当然の姿勢だと考えています。

多くの医師がこうしてくれればいいのですが、多くは、ぜんそくやアトピー性皮膚炎など診断もできないような医者が、効かないような同じ薬を出しずつけて「様子を見てくれ」と言って、満額の報酬を得ています。儲かってしょうがないでしょうね〜。

これと似たような状況が全国各地で繰り広げられているものがあります。「水イボ」です。

「水イボ」はほとんどの医者、皮膚科医と小児科医が、「様子を見てくれ」と言っていますよね?。その結果どうなるでしょうか?。減るどころが、徐々に広がってきますよね?。

そうなんです、様子をみてはいけないことがほとんどです。稀に「様子をみたら消えてきました」という人もいますが、多くは増えてきます。水イボは、感染力が強いので、自分自身にうつって広がったり、他児にうつったりと大変です。

私の尊敬する、「すこやか健康フェア」の講師も務めていただいた馬場直子先生は、取るという方針を打ち出しておられます。小児皮膚科学会のホームページにも「少ないうちに取る」と書かれています。

先に述べたように、アレルギー以外でもどうしたら患者さんをよくできるのか?と考えており、以前は水イボも悩みのタネでした。ある時、馬場先生の講演を聞き、痛み止めのテープを貼った上で、痛くないようにして取る方法の存在を知ってからは、その方法を採用しています。

まず、麻酔のシールは結構効きます。痛がらない子がほとんどです。あと、水イボの数が多いと、水イボを取り尽くしたと思っても、目に見えない小さい水イボが大きくなってきて、また取らざるを得ない羽目に陥りますが、繰り返すと根絶できます。

最近は連日数人は取っています。1、2個のみって子もいれば、30個ほどの子もいます。多ければ多いほど、時間がかかります。いつも言っているように、残念ながら医師は患者が治ることよりも、効率を優先する傾向にあります。

あまりに多くの医者が「(取らずに)様子を見ろ」というもので、若い医者までもが真似をして、ほとんどの医者が“そういうもの”と思っているようです。言わば「赤信号、みんなで渡れば怖くない」状態なのです。

「かわいそうだから取らない」とか「麻酔のテープでアナフィラキシーでも起こしたら大変」だと取ってつけたような言い訳をつける医者もいます。水イボが増えて、園から白い目で見られる方がもっとかわいそうですよね?。

水イボの攻略法は、痛み止めを使って積極的に取るのいうのが、ベターな対応だと思っています。それを効率、面倒さ、利益を念頭に置き、スルーしようという医者がいかに多いことか。割合にして99%くらいのように感じています。

これが私の考える水イボの真相です。

<<前の記事 一覧 次の記事>>