小児科 すこやかアレルギークリニック

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疑問を感じる
2019/05/17
診療をやっていると、様々な経験を積むことができます。

アトピー性皮膚炎があると、経皮感作を受けやすくなります。すでに卵と乳に感作を受けていましたが、段階的に食べさせており、ほぼ食べられる状態になっていました。

先日、あるものを食べたら、アレルギー症状を起こしてしまいました。それはクルミだったのですが、驚くのはその年齢です。

何と、1歳4ヶ月でした。以前も月齢は少し上だったと記憶していますが、1歳のクルミアレルギーの赤ちゃんを診たことがあります。

どうなんでしょう?。1歳だとピーナッツは食べさせないことがほとんどでしょうから、クルミの方が低年齢でアレルギーを起こしやすいのでしょうか?。しかし、ピーナッツバターという食材があるため、それを食べて発症する1歳がいても不思議ではありません。

クルミアレルギーは結構多いなという印象はあります。当然除去の指導をした訳ですが、私の中で疑問が生じました。食物アレルギーは、低年齢のうちに食べさせると、治るのではないか?と感じています。

このクルミについても、きっと食べさせた方がいいのだろうと思います。多分、専門医も含めて、何の疑問も感じずに「クルミは除去」と指導することでしょう。

私が何もしなければ、このまま一生除去になってしまうかもしれません。こういう状況で、疑問を感じる医師でありたいと思っています。

きっと負荷試験をやり、これくらいなら食べられるという量を設定し、食べさせた方が有利なんだろうなと考えています。

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