小児科 すこやかアレルギークリニック

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食事療法
2019/05/21
多くの医師が、アレルギー採血の結果を見て、食べられる・食べられないの判断をしています。

それではいけないことは、ご存知だと思います。負荷試験をやってキチンと評価してあげることが必要です。

食物アレルギーは、負荷試験をやって食べられれば、除去の解除。食べられなければ「経口免疫療法」という流れだと思っている方が多いように感じます。

学会は、経口免疫療法は研究段階であり、専門病院でやるべきだと念を押しています。そんなこともあって、多分患者さんも食べられるようになるには、専門病院まで行かなければならないのか?とお思いの方も少なくないと考えます。

食物アレルギーで大事なことは、食べられる範囲で食べ続けることです。当院では、段階的に食べさせるということをやっています。卵はクッキー、カステラ、卵焼きのように段階に分けて、負荷しています。

「経口免疫療法」の手前の段階といいますか、「食事療法」という方法だと捉えています。実際、当院では経口免疫療法は行なっていません。そう、食事療法のみです。

卵アレルギーなら、卵クッキーを食べ、同等の加工品を食べてもらい、数ヶ月後にカステラで負荷をします。最終的には、卵焼きに挑戦します。食物アレルギーは、食べていれば、食べられる量が増えると思います。

経口免疫療法と聞いて、ハードルの高さを感じる方も多いかもしれませんが、無理をせずに食べさせていく食事療法も十分効果的であることを知っておいていただきたいと思っています。

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