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ちょっとヤバい
2019/10/28
今週末の11月2日(土)は学会のため、休診となります。ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

近頃、だいぶ過ごしやすくなってきました。いや、朝晩はちょっと寒いくらいです。

土曜の午後はインフルエンザの予防接種の特別枠を設けているため、自由にできる時間が少なくなり、ちょっとヤバいんです(汗)。

週末の学会のスライドが、まだ手つかずの状態です。ヤバいでしょう?。って、自慢することじゃありませんね。

こういう感じで発表しようという構想は練っていますよ。多分、始めれば数時間で完成するものと思われます。まあ、学会で発表する医師で、スライドが手付かずなんて人は私くらいでしょう(汗)。

何をやっているかというと、来年の学会発表のエントリー締め切りが月末なので、そのためのデータの集計をしているところです。要するに、日々の診療のカルテから、ひとりひとりの負荷試験の状況をピックアップしているところなのです。

これからデータを集計して、学会発表の方向性を練り、発表の要旨をまとめなければいけません。数日で完成させるには、かなりヤバい状況です。

最近は、日々の診療にインフルエンザの予防接種も加わるため、診療するのが何割増しとなっています。10年前よりは体力が少し落ちているため(汗)、体を休めつつ、学会発表の準備も進めないといけないのです。

今年から来年の発表の柱は、0歳児の負荷試験です。いつも書いているように、0歳児から食べさせていくと治るという印象を持っているため、それをデータで立証するという訳です。

まだデータの集計さえも終わっていないので、私の意図通りの結果が得られるかどうか、分からないのです。もしそうならなかったら、ヤバいですよね〜。

流石に時間もないので、昨日、書き抜いているデータを仮集計してみました。0歳児に負荷試験をやる理由は、アトピー性皮膚炎があり、いわゆる経皮感作を起こして卵や乳の値が上がっているケースと、卵や乳を赤ちゃんに与え、既にアレルギー症状を起こしているケースでしょうか?。

後者は、実際に食べて症状が出ているので、卵アレルギー確定のケースとなります。通常なら、卵白の感作が証明されれば、除去と指導されるケースがほとんどだと思います。

除去するなら、負荷試験はいらないはずですよね?。食べた状況から、逆にどれくらいなら食べても何ともないかを推測して、その量を安全に食べられるかどうかを負荷試験で確認するのです。

もし食べられれば、その量を家でも食べていただきます。食物アレルギーは必要最小限の除去のため、食べて何ともなければ、その量を食べるのは大丈夫なはずです。

卵アレルギーが確実なケースに対し、少量の卵を負荷試験している訳ですが、一部通院が途絶えて、どうなっているか分からないケースもあります。それは集計のしようがありませんから、分かっているケースをまとめてみると、結構卵焼きまで食べらている患者さんが多いことが分かりました。

これなら「イケる!」と思っています。私の予想通りということです。今週も忙しくなりそうですが、二つの学会の準備を完成させたいと思っています。

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