小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

入力中
2020/01/23
学会準備のため、これまでの当院での負荷試験結果をデータベース化しているところです。

毎日のように実施している負荷試験を、データを集計するソフトに入力しています。キーワードで検索することで、例えば卵の負荷試験だけとか、0歳児の負荷試験の様子を瞬時に知ることができます。

以前は、ある程度たまったら、「よし、やるか〜」なんて感じで入力していたのですが、最近サボってしまっていて、2年半くらいでしょうか?(汗)。当院は年間数百件やっていますので、優に千件を超えるデータ入力をしないといけません。

入力しながら、当時の状況が思い出される場合もあります。壁にぶち当たっても、諦めず前に進んでいくのが食物アレルギーのコツでしょう。

卵と小麦は、あまり壁にぶつかりませんね、一方、牛乳は重症だとなかなか難しいなと感じています。

これは入力していての印象ですが、データベースから卵や乳と検索すれば、印象が正しいのかどうか知ることができます。データを作るためとか、研究のためにやっている訳ではないのですが、例えば牛乳アレルギーが治りにくいのなら、どういうように食べ進めていけばいいのか、検討する必要があります。

戦略を練るためにも、私の診療スタイルにとって、データベースは必要です。

なお、地道にパソコンに一件、一件入力するので、結構な単純作業となります。ユーチューブで音楽を聴きながら、作業したりしています。最近流行りのヒゲダンは聴きやすく、耳になじむので聴いたりしていましたが、いつの間にか歌詞に集中していたりして、意外と作業の敵かもしれません。

昔、聴いていたジョージ・ウィンストンのピアノソロが合っているようです。かなり無理をして、もう千件くらい頑張らないといけないようです。はぁ〜(汗)。

でも、この場でのネタにも使えます。それよりも何よりも、医学書に書いてあることよりも、私にとっては、日々実践している負荷試験の集計結果の方が役に立つと感じています。

<<前の記事 一覧 次の記事>>