小児科 すこやかアレルギークリニック

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クレイジー!?
2020/02/04
ちょっとクレイジーなケースを披露しましょう。

生後8ヶ月の時に自宅で卵黄を与えて、アナフィラキシー を起こし、かかりつけを受診して、アドレナリン注射を行なっていました。そのまま病院を紹介され、入院したそうです。

ここで、2軒の医療機関を受診しているのですが、この地域で唯一の専門機関である当院には紹介すらなし。こういう患者さんこそ、専門医による管理が必要です。

結局、母もどう食事を進めたらいいか分からず、1歳2ヶ月の時に当院を初診されます。私が感じているのは、こういう患者さんほど、除去を続けてはいけないということ!。

1歳3ヶ月の時に、卵黄で負荷試験を行い、リベンジを達成します。この子は卵黄を食べて、アナフィラキシー を起こしていますから。

ちょっと間をおいて、1歳11ヶ月の時に卵クッキーで負荷試験を行います。特に症状は認めず、同程度の加工品は食べるように指導します。

4ヶ月後、カステラで負荷試験を行います。これも問題なく食べ、その3ヶ月後に卵焼きに挑戦します。これもクリアし、卵アレルギーは卒業と相成りました。

卵クッキーから数えると、わずか7ヶ月で卵アレルギーを克服したことになります。最初から数えても、どう卵を与えていくか、まったく分からない状況から1年少々で、克服したことになります。

多くの医師がいう、アナフィラキシー を起こしたんだから1年は除去という指導は正しんだろうかと少々疑問に感じています。

食物アレルギーは、積極的に攻めた方が治る。そういう印象を強く持っています。

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