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痛みを分かつ
2020/03/12
連日、新型コロナウィルスの報道がなされています。

冷静に考えると、無難だと思うのですが、高校野球でさえも中止となりました。こんなことは過去になかったと言います。要は、それだけ日本にとって緊急事態なのだろうと思っています。

今回の事態で、人類は新たな感染症には敵わないんだなと思い知らされました。WHOもパンデミックを宣言しましたし、世界中に広まるだけ広まって、その後徐々に落ち着いていくのだろうという話なんだろうと思います。

イタリアでは、国内の人工呼吸器に限りがあるため、人工呼吸器が必要な人は若い人から助けていくという方針を決めたそうです。苦しむ患者さん全員を助けるのを諦めたと言わざるを得ません。すでに医療崩壊が始まっている訳です。

日本も人工呼吸器に限りがあるため、イタリアと同じようなことが起き得ます。そうなると、流行の拡大をゆっくりにさせる作戦を取るしかないのだろうと思います。

それを狙って、全国の学校が休校になりました。これに関して賛否があるようですが、私は理解できます。国民が皆で痛みを分かち合い、難局を乗り切ろうとしています。

医療者も、いつ新型コロナウィルスの患者さんを診ることになるのか覚悟を決めて、診療に当たらなければなりません。私も50代ですので、万が一もらってしまったら、若い人よりは重篤化するリスクを負うことになります。それは仕方のないことだろうと思っています。

当地では、新型コロナウィルスにより重篤化した患者さんは、地域の中核病院が入院加療することになっています。それはあくまで、入院が必要な方のみで、開業医がまず診察に当たり、必要な患者さんを紹介するという形をとることになるのだろうと思います。

ごく一部なのでしょうが、新型コロナウィルスのことがちょっとでも頭をよぎると、診察すらせずに、すぐに中核病院の受診を勧める開業医もいるようです。自分ももらいたくもないし、リスクのあることは病院に丸投げというつもりなのでしょう。

こんな局面は、皆で分かち合う必要があるのだろうと思いますし、私も協力していくつもりです。

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