慎重に
2020/03/23
| 昨日、埼玉で格闘技イベントが開催されたそうです。 新型コロナウィルスの蔓延を避けるため、国や県がイベント中止を申し入れたそうですが、主催者側が強行したとのこと。大規模なクラスターでも起これば、お客は全国から来ているでしょうし、全国にウィルスがばらまかれてしまいます。 無事を祈るばかりですが、欧米の感染拡大を見ると、無傷では済まないでしょうね。 当院も加害者にならないように、気をつけないといけません。当院はアレルギーの予約患者さんがほとんどなので、発熱患者の多い他の小児科さんよりはリスクは少ないのだろうと思っています。 ただ、かかりつけの患者さんが熱発して受診されることもあり、注意が必要です。今のところ、溶連菌だったり、ヒトメタニューモウィルスなどと原因を特定されることも多く、コロナが周囲にいるという印象はありません。ただ、100％かは誰にも分かりません。 当院で負荷試験をやれたことがある方はご存知だと思いますが、診察室隣の広めの部屋で負荷試験を行なっています。人数が多い日は、それなりに人口密度が上がります。負荷試験には何時間かはかかりますので、結果として滞在時間は長くなります。 患者さんであるお子さんが体調がいい時に負荷試験は行います。ですから、それは問題ないと思います。あとは、親御さんにも配慮しないといけません。 さすがに、国の示す基準の熱が4日以上続く親御さんは負荷試験にはついてこられないでしょうが、その辺にも配慮していかなければならないと、問題だろうと思っています。 マスク着用、手洗いなどを徹底して、慎重に負荷試験を続けさせていただこうと考えています。 |
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