小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

コロナ禍で
2020/06/09
新型コロナウィルスにより医療崩壊が起こると言われていました。

国により新型コロナウィルスの診療する病院が選定されており、治療が必要な患者さんが急増すれば、その施設に患者さんが集中してしまい、ベッドが足りない、スタッフが疲弊するなどの危機的な状態に陥りかけました。

現在では、患者さんの急増がある程度抑えられており、今すぐ医療崩壊という状況でなないように思います。

これは、新型コロナウィルスに対応する医療機関での話ですが、問題はコロナに対応しないクリニックでも起きました。ステイホームによる受診控えで、クリニックの受診患者が激減したのです。

クリニックは、小児科の他に、内科、外科、耳鼻科、眼科、整形外科、皮膚科などいろいろな科がありますが、一番あおりを食らったのが、小児科だと言います。

ステイホームで、子ども達がどこにも出ないため、感染症をもらいません。いわゆる風邪も流行らず、更に「コロナをうつされたら困る」という受診抑制が追い討ちをかけて、全国津々浦々の小児科クリニックが悲惨な状況になっているようです。

当院はアレルギーにチカラを入れているため、急性疾患を診る普通のクリニックよりは、影響は小さいかなと考えています。

ただ、患者さんが「薬を長めに処方してください」とおっしゃる方も多く、その要望に応じる必要がありました。普段、ぜんそくなどは1ヶ月処方していましたが、それよりは長く処方していました。

受診間隔が空くので、ぜんそく患者さんは減る格好になります。食物アレルギーは、ぜんそくのように薬は連用しません。自宅で、食べられる量を食べ続けていただくのが、治療をなります。

食物負荷試験も件数を絞りましたし、食物アレルギーの患者さんも相対的に減ることとなりました。

当院は、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーにチカラを入れていますが、残りのアトピー性皮膚炎はどうだったでしょうか?。

多くの小児科医が、“湿疹”に対して、ステロイド軟膏を「薄く塗り、良くなったら塗るのをやめる」よう指導しています。また悪化したら、塗るのを再開するのでしょうが、実は“湿疹”ではなく、アトピー性皮膚炎がほとんどだと思われ、中途半端な治療では太刀打ちできるはずもありません。

定期的に皮膚の状態を確認しながら、軟膏の塗り方を変更していく必要があります。その意味で、アトピー性皮膚炎を専門的にやっている小児科クリニックは、影響が少なかったのかもしれないと考えています。

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