新型コロナウィルスの影響をモロに受けています。 影響を受けていない業種なんてないんじゃないかと思っていましたが、スーパーはお客さんが集中し、売り上げもアップしていて、社員の夏のボーナスも弾むんだとか。数少ないでしょうが、そんな業種もあるんですね。 受診抑制もあり、患者数が減っているのは当院も一緒です。当院はアレルギーという慢性疾患を扱っているだけあって、他の小児科さんよりは影響は少ないだろうと思っています。 影響が大きいのは、学会活動です。毎年、全国学界を中心に10回以上、学会に参加して学会発表を行なっています。 今年は、2月に1回発表を行っただけで、あとはことごとく延期になっています。日本小児科学会と日本小児皮膚科学会は延期され、スケジュールも決まっています。日本小児臨床アレルギー学会は、延期は決まりましたが、具体的日程は決まっておらず、来春になるとか...。 日本アレルギー学会、日本小児アレルギー学会は、もともと秋の予定だったので、多分開催予定なんだろうと思います。 学会には、それぞれその会を取り仕切る会頭の先生がいます。主催者というか、世話人って感じでしょうか。学界を開催することは名誉なことであり、是が非でもやりたいのは本音でしょう。そこは、オリンピックと同様だろうと思います。 ただ、学会でクラスターが発生してしまったら、ましてや医師の学会でとなれば、洒落になりません。 甲子園でさえ中止になったので、今年の学会はどうなってしまうのか?。非常事態宣言が取り下げられた現在、秋の時点で新型コロナがもっと落ち着いているのか、それとも第2波が来ているのか、誰にも分かりません。 学会活動も当院の活動のひとつですし、例年通り10回は発表の予定で準備していましたので、当てがはずれたというか、希望する活動ができないことは、ちょっと寂しいです。 学会が開催されれば、休診にせざるを得ないでしょうし、今年は変則的ですが、学会についても注視していきたいと思っています。 |
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