小児科 すこやかアレルギークリニック

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壺と土壺
2020/06/13
最近、アトピー性皮膚炎の患者さんが多いです。

市内のみならず、市外からの受診も多くなっています。アトピー性皮膚炎の治療を専門的にやっている小児科、皮膚科はほとんどないため、多くの方が期待を胸に受診されると思うと、手を抜こうなんて思ってないですが、手抜きもできません。

アトピー性皮膚炎の治療って、この場でもよく書いていますが、“できるだけ薄く塗って、よくなったら中止する”というのは、間違いです。そんな塗り方は存在しないと思います。

しかし、現実的にはそういう指導をしている医療機関は多いため、患者さんの選択肢で言えば、レストランの例えをすると、「星3つ」か「星なし」のいずれかしかないように思います。

敢えて言えば、多くが「星なし」の治療をしているので、よくならなくて当然と言えば当然でしょう。当院は、当たり前のことながら、星3つを目指しています。

有り難いことに、「皮膚がツルツルになりました」とか「全然掻かなくなりました」とかよく言っていただけます。

物事がうまくいくことを「壺にはまる」と言いますよね?。そんな感じです。

アトピー性皮膚炎は慢性の病気で、湿疹が常に悪化しようとしているので、攻めに攻めた治療をしなければなりません。

ですから、「できるだけ薄く塗って、中止」というやり方では、太刀打ちできるはずもないのです。その結果、どうなるか?。

「壺にはまる」の対義語だと思いますが、「土壺にはまる」状態になるのではないでしょうか?。

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