小児科 すこやかアレルギークリニック

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何も変わらない
2020/06/26
コロナ禍でも、新規受診の患者さんが連日あります。

有り難い限りです。市内、市外問わず受診があるので、どんなケースでも対応できるように、準備しておく必要があると考えています。

私の場合、アレルギー専門医の資格も持っていますし、自分で言うのも何ですが、好きこそ物の上手なれという感じで、好きだからもっと知りたい、もっと症状をよくしたいと考えています。

当院は、ぜんそく、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーにチカラを入れていますが、これまでは大体改善させられてきたと思っています。

敢えて言えば、それまでの治療が、適切でなかったり、診断すら正しくなかったりしていることが多いので、改善させて当たり前だと思っています。

親御さんから「受診してよかった」と言っていただけると、こちらもホッとしますが、私には不満があります。きっと「専門医なんだから当たり前」と思われている部分もあろうかと思うのです。

かかりつけにかかっていて、良くならなかったのは、専門じゃないから、仕方のないことと親御さんが考えるのは、ちょっと違うと思うのです。

アレルギーは、かなり頻度の高い病気で、アレルギー専門医でなくても、「アレルギー科」の看板を掲げていいことになっています。「〇〇クリニック 小児科・アレルギー科」などという看板はよく見ますよね?。

であれば、患者さんの症状を改善させられるはずだし、できなければ、専門医に橋渡しする責任があると思うのですが、紹介なんて皆無だし、診断すら間違っていることもよくあるのです。

残念ながら、今の医療は関心を持って勉強して、どんどん深い知識や経験を持つ医師と、何のこだわりもなくテキトーに対応している医師がいます。後者でも「アレルギー科」と名乗ってもいいことになっており、患者さんからはその差って、分からないようにできています。

紹介もせず、ただただ自分のところに通わせて、たくさんお金を落とさせている医院も結構あります。患者さんも、ひたすら信用し、通い続けています。

「信じて通っているんだから、いいんじゃない?」という声も聞こえてきそうです。ただし、アレルギーは、適切に治療していかないと、病気がこじれて難治化してしまうという側面を持っています。

この“真実”を知ってもらいたいのですが、私がこの場で何度書いても、何も変わらない。これも日本の医療の特徴なんだろうと、諦めかけています。

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