小児科 すこやかアレルギークリニック

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2020/06/30
今日は、あるドクターが当院にアレルギー診療の見学に来られる予定になっています。

こういうのって大歓迎です。新潟県内は専門的にやっている医師が少ないので、アレルギーの診療の仕方をちゃんと理解している医師は少ないように思います。

いつも言っているように、ぜんそくやアトピー性皮膚炎は的確に診断されていないことが多いし、食物アレルギーも除去と言われたり、家で少しずつ食べさせなさいと言われるだけで、具体的に何からどう食べさせていくという指導はなされていないに等しい状況です。

アレルギーは、適切に導いてあげないと、悪化する可能性が高いと考えています。要は、知識不足の医師にかかっていると、時間の無駄遣いのほか、病気を慢性化させてしまう可能性を考えます。

私がどう考え、どう治療しているのかを包み隠さず、技術を提供するつもりです。開業してまもなく13年になりますが、開業医としていかにアレルギーと向き合うかということを突き詰めてきたつもりです。

13年もやっていれば、当然ノウハウは蓄積されてきます。そんな言わば当院の“機密情報”を横流ししていいのか?。当然、知らせたくない医師もいることでしょう。自分が苦労して時間をかけて積み上げてきたものを提供したくないという考え方も、あってしかるべきでしょう。

私の場合は、医院の利益のためにやってきた訳ではありません。地域の医療レベルアップのために日々やってきたので、新潟県の地で、当院と同じ方法、方針で診療してくれる医師が増えることはいいことだと考えています。ましてや、アレルギー診療のコツを知りたいと言ってくれているのですから、こちらにとっても有り難いことです。

特に、近頃は午前中は時間的余裕があるため、当院のデータというか、積み上げてきたものをスライドにしてプレゼンしようかと考えています。

まもなく夜が明けますが、スライドを作成中です。睡眠不足になりますが、まあ仕方ないでしょう...汗。

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