小児科 すこやかアレルギークリニック

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運動負荷
2020/07/22
食物アレルギーの診断に必要な検査が、食物負荷試験となります。

食物依存性運動誘発アナフィラキシー は、「食べること」と「運動すること」という2つの組み合わせで起こります。

この場合は、食べても、運動しなければ何も起きません。食物依存性運動誘発アナフィラキシー の検査をする場合、小麦や甲殻類を食べさせてから、運動することで、アナフィラキシー が誘発されないかを確かめる検査が必要になります。

今回の患者さんは、食後に運動したりすると、じんましんが出やすいということで、前医から食物依存性運動誘発アナフィラキシー を疑われていました。原因として最多の小麦を除去されていました。ただし、小麦の検査は陰性であり、小麦を摂ってもないのに、じんましんが出ることのありました。

これは、慢性じんましんの類であって、食物依存性運動誘発アナフィラキシー ではなさそうだと考えています。学校では、小麦が原因と小麦を除去していましたので、学校側にも小麦の除去を解除する必要がありました。

それで、タイトル通り、小麦を摂って運動負荷をする検査が必要だったのです。ちなみに、本物の食物依存性運動誘発アナフィラキシー の場合、運動負荷の検査を行っても、症状が再現されないことがあり、注意が必要です。

今回は、学校のためにも、小麦を摂って運動しても何も起きないことの証明をしておこうと考えています。

結果は、予想通り何も起きませんでした。本人もここしばらくは小麦を除去し、運動もしてこなかったので、当たり前のことですが、普通に小麦を摂って、存分に運動することを普通にやって欲しいと願っています。

自信を取り戻すいいきっかけになったのではないかと思っています。

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