小児科 すこやかアレルギークリニック

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野球に例えると
2021/03/10
よく書いていることですが、アトピー性皮膚炎の診療には、幅がありすぎます。

それは、医者のレベルが違い過ぎるという意味です。多くは、アトピー性皮膚炎とはつゆ知らず、“乳児湿疹”などと誤診して、適切な治療をされていません。

日本の第一人者は強めのステロイド軟膏を選択し、べったりしっかりと塗って、皮膚にある炎症を抑え込むという方法を推奨しています。ゆっくり減量し、皮膚を高値安定の状態をキープしようとするのです。

しかし、日々診療している中で、ちゃんとした治療をされている患者さんにほとんど会ったことがないくらいです。現実の世界は、それくらいひどいのです。

近所の小学生がユニホームを着て、野球に素振りをしているのを見かけます。小学生の頃から野球を習っているようです。野球を好きな子は、小学、中学と野球を続け、高校では甲子園を目指す人もいることと思います。

高校生でも超一流であれば、ドラフトでプロ野球の世界に入る人もいれば、大学野球を経験してプロに入る人もいると思います。

何が言いたいかというと、アトピー性皮膚炎の第一人者の実力を「プロ野球」のレベルとすると、巷の医師の治療はどれくらいかと言えば、「高校野球」のレベルにも達していないことが多いと思います。よく言って「中学生」レベルと感じています。

「まさか」と思うでしょうが、診断も正しくなく、ステロイド軟膏の使用も中途半端で、まさにおっかなびっくり治療している医師が決して少なくないのです。

何故ここまで言うかと言うと、アトピー性皮膚炎はいい加減な治療を繰り返すと、難治化すると考えています。よりステロイド軟膏が効きにくくなってしまいます。乳児であれば、食物アレルギーも発症してしまいます。患者さんからすれば、損だらけで、得なことはまったくないのです。

アレルギー診療、こんな現実があったりします。

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