小児科 すこやかアレルギークリニック

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私だけ?
2021/03/11
最近、アレルギー診断書の記載を求められることが多くなっています。

1年ほど前に、小学校高学年のお子さんにクルミの負荷試験をしていました。クルミという項目はクラス2でした。しかし、「Jug r1」というクルミを詳しく見る検査が0だったので、クルミはたべられるのでは?と考えました。

それなりに食べられるという根拠があるため、この患者さんにクルミの負荷試験を勧めたのです。無駄な除去はしない方がいいし、この子の通う学校に無駄な除去をして欲しくなかったからです。

1年ほど前のことなのですが、結果は問題なくクルミを食べられることが分かりました。実は、当院は何でも負荷試験をやっていますが、クルミは一番陽性率が高くなっています。Jugr1が陰性とは言っても、負荷試験をやるまでは食べられる確証が持てないのです。

食べられることが分かり、親御さんも喜んでくれているように見えました。そうです、「見えました」なのでした...。

それから1年経って、先日、食物アレルギーの診断書のために受診されました。

それまでのクルミの除去を解除できると思い、この1年のクルミの摂取状況を聞いてみました。

そうしたら、一度も食べさせていないのだそうです。「えーっ!?」。

何のために、苦労してクルミの負荷試験をやったのか?。結局、無駄な除去を少しでも減らしたいと考えていたのは、私だけということでしょうか?(汗)。

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