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食べさせる
2021/03/23
食物負荷試験をやる理由を「白黒をつける」ためと書くことがあります。

「白」だった場合は除去する必要がないので、それは問題ないのですが、「黒」だった場合はどうしたらいいのでしょうか?。

以前は、症状が出たら完全除去なんて風潮がありました。ある意味、「白黒つける」ことが「天国と地獄」を分けるかのようです。

でも、これは古い考え方だと思います。

何故なら、今は食べられる範囲で食べさせるのが常識だから。クラス5だろうが、6だろうが、まったく食べられない訳ではないと考えています。

例えば、0.1g食べて症状がなければ、0.1gを食べた方が有利だと考えています。しかも、そうすることで、必要最小限の除去を実践できることになります。

ということで、負荷試験は上手に実施することで、「これくらいなら食べられる」という量を立証するいい機会と考えるべきと思われます。

多く食べさせて、症状が出たから完全除去なんてもったいないことがこれまで繰り返されてきたと思いますが、こうではなく、食べられる量を設定することができるのです。

完全除去を続けてきた患者さんにとって、このスタイルで負荷することで、全員が完全除去から解放されるのだろうと思っています。

そうすると、多くの患者さんが日頃から自信を持って食べさせていくことができるのだろうと思います。

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