小児科 すこやかアレルギークリニック

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ハズレ
2021/03/26
アレルギーは、アタリ、ハズレの激しい分野だと思っています。

例えば、食物アレルギー。除去しておけば、何も起きません。多くの医者がそう選択します。

しかし、「治る」、「治す」という視点で見れば、除去なんてあり得ないと考えます。少しずつ食べて治す方向を模索すべきでしょう。

抗体価が高い、もしくはアレルギー症状を起こしていてもです。そのためには、負荷試験をできることが最低条件で、この時点でもう9割の医者はハズレとなります。

そして、アトピー性皮膚炎。

先日、ある乳児が当院を初診されました。“湿疹”がひどく、某皮膚科を3回かかっても、よくならないとのことでした。

多くの方が、皮膚科にかかってもよくならないのだから、そんなに重症だったのねと考えるかもしれません。いえいえ、アトピー性皮膚炎の診断も治療もできていないので、ハズレとしか言いようがありません。

アタリ、ハズレを見る、いい方法をお教えしたいと思います。

この赤ちゃんは、ほぼ全身にひどい湿疹がありました。一見してアトピー性皮膚炎の重症と分かります。

アタリの医師であれば、全身にしっかりとんステロイド軟膏を塗ります。赤ちゃんの全身にステロイド軟膏をべったりと塗り続け、1週間後に受診してもらうとなると、ステロイド軟膏は「70g」必要になります。

ところが、その皮膚科医の処方したステロイド軟膏は、何と10g。かなり胡散臭いことをやっていることがお分かりだと思います。「金返せ」ってレベルでしょう。

赤ちゃんで全身性に“湿疹”があり、小児科や皮膚科にかかってもよくならない場合は、ひとつの捉え方として、「軟膏が70g処方(1週間分)されているか」と言えるだろうと考えています。

患者さんとしては、小児科医なり皮膚科医を信じたいところでしょうが、かなりハズレが多く、皮膚症状が安定しないのは、医師の腕によるところが大きいと思っています。

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