例年、GWは出掛けたりして、忙しかったりするのですが、今年はヒマでした(汗)。 まあ、ゆっくりと鋭気を養うことができたので、ヨシとしましょう。 基本的に診療が好きなので、やっと自分らしくできると言うと格好つけすぎでしょうか?。でも、多くの医師がアレルギーは治そうとはせずに、やり過ごすという対応をしていると思いますが、ただでさえ慢性の治りづらい病気です。「オレが治してやる」くらいの意気込みでぶつかっていかないと、対応しきれないというのが実情でしょう。 アレルギーを「治す」という観点でみていくと、より確実に、より速やかに「治す」と考えると、早期発見・早期治療しか方法はないと思います。 先日も主張していくと書きました。「田舎の開業医になにができる?」と感じ方かもいるかもしれません。 私は、「アレルギーは、開業医が対応に適している」と確信を持っています。一般的な医療は、まずかかりつけ医である開業医が最初に当たり、対応できなければ専門医が当たるというのが常識だと思っています。 病院の専門医がアレルギーを診るのは、早くて生後6ヶ月過ぎだろうと思います。開業医だと生後1、2ヶ月くらいで診察することもあります。 多くの医師が認識していませんが、アレルギーは、生後1、2ヶ月から始まることが結構とあり、生後6ヶ月ではそれなりに病気が進行してしまっています。要は、こじれかけてしまっています。私の認識では、生後6ヶ月ではやや遅いという風に感じています。 生後1、2ヶ月から治療を開始するのが、ベストだと考えています。それだと、専門医がまったく伺い知ることのできないタイミングでアレルギーが徐々に悪化していると言える訳です。 一応この点にはかなり早くから気づき、対応してきたつもりです。やはり、このタイミングがベストだと感じています。「ベスト」かどうかを立証するには、多くの手間がかかり、1人の開業医には困難だとは思っています。 ただ、この重要性をアピールするというか、注意喚起は行えると思っています。さしあたり、それが私の仕事だと考えています。 思い切って当院を受診した際には、敢えて言えば「遅い」というのがほとんどです。結局、日本の第一人者の先生の認識が遅れているという部分も大きいのだろうと思っています。 まだまだやるべきことが多く、休んでなんていられないですね(汗)。 |
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