小児科 すこやかアレルギークリニック

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2021/05/25
最近は、アトピー性皮膚炎の新規受診も結構あります。

以前から赤ちゃんの受診は多かったのですが、幼児、学童も見かけるようになりました。

乳児は、全例が「乳児湿疹」と言われており、幼児、学童であっても、アトピー性皮膚炎と診断されていることはほとんどありません。

ちゃんと診断して、治療するという意味では、不合格な“医療”が多いと言わざるを得ません。

皮膚科や小児科に通院して、一向によくならないと、医者が当院へ紹介するのではなく、周囲の親御さんや園、学校関係者が当院への受診を勧めてくださいます。

受診時は、皮膚の状態は最悪。かなり悪い状況です。ステロイド軟膏を薄く塗って、よくなったら塗るのをやめて、悪くなったらまた塗ってという指導では、皮膚は安心して休まることもできません。ホント、よく分かっていないドクターが多いのです。

当院で、徹底的に治療をするのですが、1週間もあれば十分なことが多いです。大抵、「皮膚がツルツルになりました」、「皮膚を掻かなくなりました」、「掻いて夜に起きることもなくなりました」などと言われます。

これで本人はもちろん、親御さんもよく眠れるし,気も休まることになると思います。

あまりにひどい“治療”を受けてきた場合は、「この差をどう思いますか」と聞いたりします。

私はガイドライン通りの治療をしているだけなのです。

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