小児科 すこやかアレルギークリニック

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思惑が一致!?
2021/06/04
当院は、アレルギーにチカラを注いでいます。

連日、新規受診の患者さんが受診されますが、一部生まれて間もない乳児で、本当に初めて医療機関を受診するという形なのですが、多くは前医があります。

つまり、他の医療機関にかかっていて、治療効果が得られない、何度通っても同じ薬しか出ない、説明もなく不安が募るなどの理由で、当院に鞍替えされてくるのです。

近くの開業医にかかるのが手間もかからず、都合がいいのでしょうが、お子さんのためを思い、思い切って受診されるようです。

いつも言っているように、“誤診”による過小治療により、治療効果が得られないということほとんどです。近くのラーメン屋に行って、美味しくなければ二度と行かないとなるのでしょうが、“美味しくない(まずい)”診療をされても、患者さんは通い続けます。

ご自分が失敗した料理、出来の悪い料理を出されているとは、気づかないからでしょう。にも関わらず、医師側には満額の診療報酬が支払われます。患者さんにとっては、通うメリットはないのに、医者側にはメリットがありありな訳です。こんな詐欺まがいの業種はないと思っています。

アレルギーの分野にもガイドラインは存在します。ガイドラインとは、その病気に関する「法律」のようなものでもあり、「マニュアル」とか「手引き」のようなものです。

個人的には、すべての医師がガイドラインを守れば、患者さんはみな症状が改善するでしょうし、遠くの専門医を受診しなくても済むことでしょう。ガイドラインを守っていない医師がいれば、ペナルティを与えるようにすれば、医師も必死に勉強し、レベルアップをはかるだろうと思います。

しかし、ガイドラインには、「医師の裁量が優先される」みたいなことが書かれています。要は、お医者さんが言うことが一番正しいですよと言っているようなものです。こんなだから、ガイドラインも守らない医者が多いのでしょう。

最近、こんな記事を見つけました。私としては、とても理解できる内容でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/36c1e774d58d6cea7f2944bfd680ca549d803b89

今日書いてきた内容も、医師の収入を守るという点では、思惑が一致すると思います。医療を阻むのは、私にとっての身内なのかもしれません。

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