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国会議員と...
2021/07/01
コロナ禍で、国民は一致団結してこの難局に立ち向かわなければならないと思います。

重症なコロナ患者さんを日頃から診療していて、出口の見えないトンネルの中にいるかのような大病院のドクターや看護師、その他のスタッフさんには、頭がさがる思います。

その一方で、日本医師会の動きには納得のいかないものも結構あります。この期に及んでなんてものもあります。

コロナの前から医師不足なんて言われており、耳にした方も少なくないと思います。医学部の定員を増やせば、医師を容易に増やすことができると思います。毎年、増員になった分の医師が世に出ることになります。

しかし、一向にそういう雰囲気はないと感じています。日本医師会が医学部の増員に反対しているのだそうです。

確かに歯科医が増えすぎて、6年制の大学を卒業してもワーキングプアーな歯科医師も何割がいると言います。それだと困りますが、日頃から努力している歯科医師はちゃんと食べられていると思います。

個人的には、医師も増やして、ダメな医師は淘汰されるべきだと思っています。自分はそうはならないように気をつけているつもりですが、あぐらをかいているかのような診療をしている医師もいます。

医師会は、増やさない理由を医師の質が落ちると言っているようですが、本当でしょうか?。ライバルが出現することで、緊張感が保たれます。大勢の医師の中で、1人だけ違うことをしていれば、「この医者、何かおかしい」と患者さんも気づくはずです。

日本の国会議員は多過ぎる、減らすべきだという声はよく聞きます。しかし、自分が議員であり続け、大きな権力を握り続けるためには、議員数を減らしては困るはずです。

昔からそうですが、議員が違法なことをして逮捕されることもあります。ここ最近でも数人いました。定員が十分に多いから、議員の質が低いのだろと思います。

この議論、医学部の定員の話と似ていると思いませんか?。

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