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タイムリミット2
2021/07/13
先日、米国に住む日本の方からメールをいただきました。

食物アレルギーがあり、日本での治療を考えておられるようです。その際、米国の事情も聞くことができました。

日本は負荷試験は、世界で一番行われていると聞いたことがあります。アメリカでは、それほど行われていないのだと認識していましたが、この方の主治医は負荷試験も検討するのだそうです。

ただしただし、抗体価が低下してからなのだそうです。日本は、必要最小限の除去と言われるようなりましたが、そのように指導している医師もいます。

この話だけで米国の状況すべてを把握できる訳ではありませんが、日本よりやや遅れているのかもしれません。実際、相談者さんは「このままではいけないのではないか」と考えておられるようです。

個人的には、積極的に食べさせていくと抗体価が下がることも経験しており、下がるのを待ってから負荷試験というのは、話が逆なんじゃないかと考えています。

昨日、タイムリミットという話をしました。タイムリミットがあるということは、少し急ぐ必要があると思われ、抗体価が下がるのを待ってなんかいられない、いてはいけないと考えています。

怖がって食べず、負荷試験すらできないということを何度も経験しているからです。

日本と米国の状況を考えると、世界中に食物アレルギーで困り果て、困惑している患者さんはどれくらいいるのでしょうか?。

話は変わりますが、新型コロナのワクチンの副反応が心配で、接種したがらない人は結構いるようです。それと同様に負荷試験をアナフィラキシー が心配で受けたがらない人もいるかもしれません。

負荷試験でアナフィラキシー を起こすのは、通常はやり方に問題があるのだろうと思います。そんなに怖いものではないと経験上思います。

世界中の患者さんがさしたる不安もなく、負荷試験を受けられるようになる時代は来るのでしょうか?。

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