小児科 すこやかアレルギークリニック

クリニックからのお知らせ

病院からのお知らせ

有病率
2022/04/26
食物アレルギーの頻度を調べるのってなかなか難しい課題です。

例えば、医師からそう診断されたと言われても、卵や乳の抗体価が高いことが根拠であることもあります。

食物アレルギーは食べてアレルギー症状を起こすものを指すので、それを確認できないと診断はできないとされます。

要は、全員がアレルギー症状を起こしたとか、食物負荷試験で診断されていないと難しいことになります。

そんなこともあって食物アレルギーの有病率を明らかにするのは、難しいようです。

少ないデータの中で見てみると、食物アレルギーの頻度は増えていましたが、ここのところ減少に転じたというデータがあります。東京都の3歳児のデータです。

ただし、これも確か保護者の聞き取りとなっており、真実を見ている訳ではないと認識しています。明らかにするのは難しいとはいえ、これが実態のようです。

<<前の記事 一覧 次の記事>>