小児科 すこやかアレルギークリニック

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ある危惧
2022/07/16
少し前にクルミアレルギーが急増していることが話題になりました。

以前からクルミアレルギーが増えているのを実感していましたが、相変わらずクルミで症状の出た患者さんが受診されています。

クルミは0歳や1歳では食べないので、発症は3歳以降だったりします。3歳にもなれば、クルミでアレルギーを起こしたことを覚えていて、食べるのを怖がるようになります。

卵や乳は発症も早いので、「物心がつく前から食べさせる」という作戦が使えるのですが、クルミは難しかったりします。

そして親御さんも、「クルミの除去は難しくない」と考えてしまいがちです。もしかしたらドクターがそう指導しているからかもしれません。

食べないことで、より治りにくくしてしまう可能性を危惧しています。

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