私の強みは、20年前からアレルゲンを少しずつ食べさせ、段階的に増やしていくという方法をとっていたことだと思います。 要は、そんな以前から現在、正しいと考えられている食物アレルギー治療を行なっていたということです。 いや、私が先見の明があった訳ではなく、私の恩師のやり方を真似ていただけです(汗)。でも親御さんが喜んでくれるのがうれしくて、完全除去にはせずに、加工品を食べさせていました。 今の治療は、少し食べて慣れさせ、更にもう少し食べさせてもう少し食べられるようにして、徐々に食べられる量を増やすという格好です。 以前の多くの専門家のやっていた負荷試験は、卵なら卵焼き1個、乳なら牛乳200mlを無理やり目指すというやり方でした。食物アレルギーは摂りすぎると症状を起こしますので、このやり方では当然、一部がアナフィラキシーなどの症状を起こしてしまいます。 段階的に徐々に上げていくと、症状を一回も起こさずにアレルゲンを食べられるようになると考えています。 食物アレルギーの辛い症状を起こさずに、食べられるようになる。これがベストと考えて、日々挑んでいます。 |
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