小児科 すこやかアレルギークリニック

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許されない
2023/01/14
昨日、不幸にもアナフィラキシーショックで死亡された事例についてお話ししました。

原因が食物ではなかったとは言え、アナフィラキシーショックは急激な経過を辿り、周りに人がいても究明できないことがあることが明らかになりました。

一般的にアナフィラキシーショックは食物のほかに、薬剤やハチ毒でも起こり、薬剤やハチ毒の方が経過が早いと言われています。それも今回な事例の不幸な点だったと感じています。

10年前の調布市での乳のアナフィラキシーショックの死亡事故以来、園、学校関係者は食物アレルギーの研修会を受けることが必須になっています。子どものためにも判断ミスは許されないということだろうと思います。

今回の事故を受け、おそらく多くの園、学校関係者の方々が注目したと同時に心を痛めていると思います。

今年も春から食物アレルギーの講演を引き受けることになると思いますが、食物アレルギーによる死亡事故を身近なところから起こさないためにも、これまで以上にアナフィラキシーショックについての情報を増やそうと思っています。

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