今日は開院以来3回目の院内勉強会でした。お題は「気管支ぜんそくについて」。当院通院の患者さん以外にも参加があり、しかも人数も少しずつ増えてきたことを嬉しく思います。
今回目立ったのは“お父さん”の参加があったことです。過去の食物アレルギーの話題ではお母さんのみでした。私の勝手な想像かもしれませんが、子供がゼーゼーいったり、咳込んで苦しむ姿は親としてみるに忍びなく、何とかしたいと考えると思います。「ぜんそく」とはどういう病気なのか、子供の症状を改善させるにはどうしたらよいかなどを、なかなかじっくり時間をかけて聞く機会もあまりないでしょうから、土曜の午後はお父さんも参加しやすい時間帯なのだと考えています。
新潟県ではあいにくアレルギーの勉強会はあまり行われていないと思います。私がなぜやりたいのか?。これは私がお世話になった福岡の病院の影響です。福岡病院ではこういった勉強会は盛んに行われていました。いえ、福岡の病院だけでなく全国のアレルギーの専門施設では毎月のように行われています。アレルギーのような慢性疾患は、日頃の症状を抑えることがとても重要で、気をつけなければいけないポイントが沢山あります。
そもそもぜんそくが起きるのは、「気道過敏性」といって気管支がいろんな刺激で咳やゼーゼーを起こしてしまう性質があるからです。その過敏性が高まれば発作を起こしやすくなり、繰り返しやすくなります。しかも一旦高まった過敏性はそう簡単に低下しません。ぜんそく治療はここに大きなポイントがあると思います。しかも病気は「早期発見・早期治療」が基本です。「敵」をよく知らないと敵を倒す「治療」はうまくいかないと考えています。勉強会は1時間以上も、皆さん熱心に聞いて下さいました。
私は数年前に福岡病院で新しいぜんそく治療を学ばせて頂きました。医学は日進月歩です。その時と比べて、既に変わってきている治療法もあります。時代に付いていくためには、積極的にアレルギー学会などに参加して学んできています。当院では患者さんのため、私自身のためにアレルギーの新しい知識を提供する勉強会を続けていきたいと思っています。今後もご期待ください。
(次回は12月15日にアトピー性皮膚炎を計画しています)


