当院はまだ知名度が低いので、インフルエンザのワクチンの予約の数は多くはありません。ぜんそくの子供がインフルエンザにかかると重い発作を起こすこともあり、アトピーの子も高熱が続くと風呂に入って皮膚を洗うことができず悪化してしまうかもしれません。こういった理由からもなるべくワクチンの接種を勧めいます。
接種する人数が多いと、時間との戦いになってしまうでしょうが、当院では時間的余裕があるので、あることを心掛けています。“あること”とは「子供を泣かせないようすること」です。ぜんそく発作で点滴をなるべくしないようにしていると以前書いたと思いますが、なるべく患者である子供を怖がらせない、医院にまた来たいと思ってもらうには痛い思いをさせないよう心掛けています。予防接種も針を刺すので、恐怖心は持って当然だし、痛くないはずはないでしょう。
何年も前のことですが、「伊東家の食卓」というテレビ番組で予防接種を痛がらずにやる方法が紹介されていました。針を刺す場所をあらかじめ強めにつまんでやや痛みを感じさせておくと針を刺しても痛みを紛れさせることができる、といったものでした。それを見てから真似てやっていますが、結構効果はあります!。大人のほとんどは「もう終わったんですか。痛くなかった」と言ってくれます。肝心の小さな子供の場合も腕をしっかり固定しないと危ないので、腕をつかまれた時点で泣く子もいますが、大半が泣かない、もしくはすぐに泣き止みます。意外と1歳以下の赤ちゃんは泣きません。
子供が泣かないと「○○ちゃん、強いねー」とお子さんの頭をなでなでして褒めることがほとんどです。残念ながら私の技術?を褒めてくれたのはこれまで2人のお母さんだけです(涙)。ワクチンがまだ終わっていない方は、是非お試しあれ。


