小児科 すこやかアレルギークリニック

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2007年12月21日 更新

先日、咳がなかなか止まらないという患者さんが当院を初診されました。前医で治療しても改善しなかったそうですが、“おくすり手帳”をみたら当院がなんと4件目…。

「おくすり手帳」って特に私の専門分野に関しては、どういう病気を考えて、どう治療しているのかよーく分かります。最近は、以前はみなかった私のものと見間違うようなものも…。もし治療しても症状が良くならない場合は改善しない理由があるものです。薬を替えるべきではないか、もしかしたら想定している診断を見直す必要があるのではないか、などヒントに満ちています。他科でもらっている薬と一緒に飲んでいいかと提出されることが多いですが、情報として使えるものは全部使い治療に活かすことも必要かと思います。

「医療」は患者さんありきですが、患者さんのニーズは多様だと思います。医院の滞在時間が長いと病気をもらってしまう可能性が高いので早く診てもらって帰りたいというご家族や、病気について納得いくまで説明して欲しいと思うご家族もいらっしゃるでしょう。このふたつのニーズを両立することって私には難しいと思います(涙)。昨日も中越から食物アレルギーの治療方針について相談したいというご夫婦が来られました。比較的時間に余裕のある「食物アレルギー外来」に来てくださったので、皮膚テストも行い30分程度は話せたと思います。私のこだわっている分野なので「来てよかった」と満足して欲しいと思いますし、かかえてこられた疑問(質問)に答えるには時間をかけなければいけないと思っています。私の弱点は専門分野の患者を目の前にするとつい熱くなってしまい時間を忘れてしまうのと、開業医の診療スタイルに慣れていないので、イマイチ(かなり??)手際が悪いことでしょう…(涙)。

私はこれからも身の丈にあった医療をやっていきたいと思っています。医院は“待つ身”ですので、自分を信用してくださる患者さんをなるべくお待たせしないよう努力しながら、自分の進むべき道を進んでいきたいと考えています。冒頭のお母さんですが「医院を変え過ぎですよね」と言われたので、私は「うーん、ちょっとね」と笑いながら答えました。でも医師との相性や治療効果の問題もあるし、なかなか難しいですよね。咳は専門ですし、丁寧に説明したら“とりあえず”は当院に来てくださるようです。お母さんの期待に応えれるよう、頑張りたいと思います!。