小児科 すこやかアレルギークリニック

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“両立”
2008年02月11日 更新

連休とはいえ、今も医院です(只今22時28分)。「アレルギー学会の専門医試験」や「食物アレルギー研究会」も終わって、時間的に余裕ができたはずなのですが…。

この週末は、土曜に新潟市でぜんそくの研究会があり、帰りに買ってきた医学書を読んだり、23日の医院でのアレルギー勉強会の準備をしていました。これからは「花粉症」の時期に入るし、新しくない知識で患者さんに対応するのは失礼だと思いましたので、最新の治療はどうなっているんだろうと思い、勉強していました。

アレルギーでなくとも、県内で行われる小児科の研究会や勉強会のほとんどは「新潟市」で行われます。土曜日は上越の先生も数人見かけましたが、土曜の診療が終わってヘロヘロの状態で、120キロも遠方の新潟市まで出掛けるのはかなりしんどかったです(涙)。そういう意味では上越は“損”ですよね。でも「アレルギー」という学問に興味があるから専攻した訳で、身体にむち打って運転も研究会も頑張りました(汗)。

私は、学会などで優秀な先生の講演を拝聴したりすると「頭が良くて羨ましいなー」とか「何でこんなに理論的に上手に話しができるんだろう」とか思ってしまいます。私は医師としては平凡な人間ですが、この世界を生き抜いていくためには「こだわり」を売りにするしか方法はないと思っています。自分の興味ある分野はとことん知りたいと思いますし、最近はちょっぴり“プチ勉強家”になっているかもしれません(笑)。

最近はインフルエンザが流行ってきて、どの医院も混雑してきていると思います。当院でも患者さんをお待たせしないように、テキパキと効率よく診療を進めないといけないのですが、時間がかかってしまう理由があるのです。当院はぜんそくを持っている、もしくは気管支の弱い患者さんが多いので、丁寧なポイントを押さえた対応が必要になるのです。といいますのは、インフルエンザはぜんそく発作を引き起こしたり、悪化させる有名な感染症だからです。インフルエンザを契機にぜんそく発作で入院する可能性も上がりますので、なるべく入院を回避する治療法を選択しないといけませんし、ぜんそくに対する注意点などもお話ししないといけません。

また、これまでぜんそくと診断されていないお子さんも、症状が強めに現れるケースも少なくないのです。当院にかかる患者さんのアレルギーは見落としたくないので、問診や説明などに時間がかかってしまうのです。しかも最近は新患のアトピー性皮膚炎や食物アレルギーの患者さんも多く、しかも市外から来られる患者さんも目立ちます。「こだわって」当院を受診されると理解していますので、「こだわった」医療でお返しするしか私にはできません。

開院して5ヶ月経ってみて、私のこだわりの“アレルギー”という「慢性疾患」と「急性疾患」の両立って簡単ではないと思います。県外のアレルギーの専門の先生のところでは午後は「アレルギー外来のみ」なんてところもあるようですが、例えばぜんそくは“風邪”や“インフルエンザ”で悪化するので、変な言い方になってしまいますが、「急性疾患」も手を抜く訳にはいかないのです。当院は、院内感染を防ぐための小部屋をいくつか用意していますので、スペースを有効活用して配慮しているつもりです。とはいっても、医院で待ち時間が長いのも待たさせる側からするとストレスですよね。なるべくはお待たせしないよう“企業努力”もしないといけません。

当院にとって未体験の、「小児科」が最も忙しくなるインフルエンザの流行期に突入してきています。スタッフと協力しながら、より懸命に“両立”を考えていかないといけません。明日も予約は多そうなので、新たに気合いを入れ直して頑張りたいと思います。