小児科 すこやかアレルギークリニック

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複数の病気
2008年02月18日 更新

今月の23日は当院の月に一度の勉強会です。

これまでの勉強会は、私が1時間半くらいしゃべりまくって、その後の質疑応答に30分くらいかけていました。さすがにいろんな意味で「2時間」はかけ過ぎだろうと反省しています。当院ではこれからもずっと勉強会はやっていきたいので、もう少し肩の力を抜いてやっていこうと考えています。

今回は趣向を変えて、1月の福岡での勉強会、2月の食物アレルギー研究会で、医院を閉めてまで得てきた最新情報をお集まり頂いた患者さんに披露するつもりでいます。でも、恥ずかしい話もできないので、キチンと準備をしないといけません。早速また力が入っていますかね?(汗)。ということで、昨日の午後は参考になる本はないかと、新潟市の本屋さんまで出かけてきました。

当院は小児科の他に、アレルギーが専門なので、皮膚科や耳鼻科で診ることの多いアトピー性皮膚炎やじんましん、アレルギー性鼻炎、花粉症、アレルギー結膜炎にも対応しています。しかしアレルギーばかり勉強していては、まさに“専門バカ”になってしまうので、昨日は、いろんな耳の所見の載った本や、蓄のう症のガイドライン的な本も一緒に買ってきました。どういう訳か上越の親御さんたちは“熱や感染症”は「小児科」、“耳や鼻”は「耳鼻科」、“湿疹”は「皮膚科」、“目”は「眼科」を受診される傾向があるような気がします。当院では、小児科外来でよく遭遇する蓄のう症(慢性副鼻腔炎)や急性中耳炎、アトピー以外の皮膚疾患、泌尿器などにも対応するようにしています。

あまり知られていないかもしれませんが、ぜんそくを疑った時に区別すべき疾患として蓄のう症があるのです。またアレルギー性鼻炎に蓄のう症を合併したため鼻づまりがひどく、いつも口を開けて口呼吸している子もいます。こういう患者さんを治療して、口を閉じてキリリと締まった表情になるのも嬉しいものです。最近は、中耳炎を起こす患者が多いため、なるべく見落としのないよう、少しでも疑わしいと思えば、耳はチェックしています。のどを見せることを嫌がる子は、耳を診るのもひと苦労です。場合によっては、お母さんと看護師さんの二人がかりでのどと耳の二回も押さえざるを得ません。こんな感じで日頃からゆったり(?)と診療していますが、これも当院の個性のひとつかもしれません。そのお陰で「こんなことも聞いていいですか?」と質問して下さいます。小児科医でも対応できるものは、親御さんがなるべくあちこち受診をしなくていいよう、他科の先生にお手数をかけないよう、主治医としてなるべくは複数の病気に対応できるよう努力していきたいと考えています。

そうそう、勉強会の話をしていたんでした(汗)。食物アレルギーの分野は2008年はだいぶ“変化”があります。その情報や、実用化にはまだかかるでしょうが、最新の食物アレルギーの治療についてもご紹介しようと思います。少しだけ期待していて下さい(笑)。