小児科 すこやかアレルギークリニック

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本音の言葉
2008年04月24日 更新

今日の外来で、久々にうれしいことを言って頂きました。

当院は、ぜんそくやアトピーの新患の患者さんが多いですが、私が診察の時に考えていることはいつも、患者さんが誰であっても同じです。1週間後の再診の時までに「どうしたら症状を改善させることができるか」ということです。

当院へはそれなりに期待されて受診されるのでしょうから、症状がよくなっていなければガッカリされるでしょうし、当然、私にも“プロ”意識はあります。症状を改善させることで、患者さんから大きな信頼を得られると思っています。

たいていの患者さんが、次回受診された時に「お陰さまで良くなりました」と言って下さいます。それでも充分うれしいのですが、アレルギーに関してはこだわって専門的な医療をしていますので、当たり前のことをしただけとの気持ちもあります。

今日は、他の医療機関に通院しても咳が全く良くならなかった患者さんのお母さんに「感動しました!」と言って頂けました。ダラダラと続いて止まらなかった咳が、当院の処方であっという間に止まったというのです。いつも外来で「1週間後には咳はだいぶ減っているはずです!」と予言しているので、こういう言葉はなかなか聞かれないのです。でも、自分のやっていることが人に“感動”を与えることができるんだなと思いました。

あと、中越からはるばる負荷試験に来られた患者さんもいらっしゃいました。卵白のアレルギーの値が高く、4歳になるまで卵は完全除去を指示されていました。当院で卵の加工品を食べられることを確認していましたので、今回は「卵焼き」を負荷してみました。正直、私も「今日はじんましん等の症状が出てもおかしくないな」と考えていました。

慎重に始めましたが、あっさり“完食”。100キロの道のりを上越まで来られた価値はありましたよね?。負荷がうまくいって、お父さんは相当うれしそうでしたが、帰る間際の「今までの制限は何だったんでしょうって思います」という言葉が印象的でした。2か月前まで“卵殻カルシウム”という卵成分の入っていないものまで食べていなかった子がですよ。今は卵焼きを食べても、何ともないのです。お父さんの偽らざる心境を表した言葉なんだろうと思いました。

自分で言うのも何ですが、あの卵白の値で卵の負荷試験を行うのは小児科医100人いたとしたら、1人か2人だろうと思います。今後も継続されたであろう不必要な除去を続けずにすみ、患者さんのために役に立てたと考えています。これからは安心して“外食”もできると思います。

これからも、患者さんに心の底から喜んで頂けるような医療を真面目にやっていきたいと思っています。