4月30日のガソリンスタンドは、ここ上越市でも凄いことになっていました。スタンドに続く道は渋滞し、店内にも車両誘導の係が出る始末。あんな状況は初めて見ました。今日の外来は、ガソリン値上げの駆け込み需要と同じように、ゴールデンウィークを平穏無事に過ごしたいという患者さんで混み合いました。
患者さんが多く受診されれば、診療時間内で終わらせるためには、一人当たりの診察の時間を減らすしかありません。しかし、個人経営ですので、スタッフの帰りが遅くなってしまいますが、別に診療時間内に終わらさなければペナルティがある訳でもありません。
当院は、患者さんひとりひとりに納得いくまで説明するのが基本方針ですので、4つも5つも質問攻めにあうこともありますが、キチンとお答えしているつもりです。そうしていると診察終了は遅くなりますが、患者さんを優先に考えるとそれは致し方ないと思います。百数十人の受診があろうが、スタンスは変わりません。症状が落ち着いていれば1~2分で済む場合もあれば、今日も20分以上じっくり話したケースもありました。
中には「初診」の患者さんもいらっしゃいます。混んでいるから、今日の説明は3分で打ち止めというのもおかしいですし、私のポリシーに反してしまいます。医院の都合で、充分な説明を得られないのはどうかなと思ってしまいます。診察に時間がかかると、昼休みがほとんど取れなかったり、帰りが遅くなりますが、患者さんが納得して帰って頂く方がどれだけスッキリするかと思います。
個々の患者さんに丁寧に分かりやすく説明しているつもりですが、夕方を過ぎ、気付くと疲れが出てきたりします。しかし、今日みたいに20時を過ぎても文句ひとつ言わずに待って下さる患者さんがいると、元気に対応しなければと思ってしまいます。診察室に入ってくるなり「今日は混んでいますね、お疲れさまです」なんて患者さんの方からねぎらいの言葉を掛けられたりします(汗)。それが一人二人ではないので、いい患者さんに恵まれたなと思ったりします。“誠実”に対応すれば、患者さんは“信頼”で応えてくれるのかなと考えています。
今日は、診療終了が開院以来で一番遅かったでした。私の恩師の先生からお聞きした話ですが、当時はぜんそくの専門医がほとんどいなかったため、専門的医療を求めて患者さんが集中してしまい、帰りが一番遅かったのは深夜1時だったということです。そこまで遅くはなかったのですが、今日の最後の患者さんの時に、そんな話を思い出していました。
明日も混雑しそうですが、私を頼って下さる患者さんたちがゴールデンウィークを平穏無事に過ごせるよう、真面目にお手伝いをするだけです。


